最近よく耳にするピディオキシジルという育毛成分は、実はあのミノキシジルと同レベルの効果が期待できると話題の成分です。

しかも、ミノキシジルのような副作用はないらしい!

そんなピディオキシジルって一体どんな成分なのでしょうか、果たして本当にミノキシジルと同レベルの効果が得られるのか。探ってみました(^^)

ピディオキシジル配合のオススメ育毛剤も教えちゃいます!

そもそもミノキシジルとはどういうものなの?

ミノキシジルは医療機関でAGA(男性型脱毛症)をはじめとする薄毛の治療薬として使用されており、大正製薬のリアップシリーズにも配合されていることで有名。

日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドラインでは、ミノキシジルの使用については「強く推奨する」の推奨度Aと判定。一定の効果はあるとされています。


【出典元:日本皮膚科学会ガイドライン

効果は頭皮の血管を拡張し、血流を促進させるというもの。

頭髪の成長に必要な栄養分は頭皮で吸収されるわけではなく、消化器で取り入れられたものが血液によって毛根まで送られてくるのです。

血流促進は、より多くの栄養分を毛根に送りこむことにつながり、頭髪の成長が促進されるのです。

ポイント!ミノキシジルの問題点は、副作用が確認されていること!

頭皮のかぶれや湿疹、動悸などが起きる可能性があると、リアップの添付文書に記載されています。


【出典元:大正製薬(株)

また、リアップの使用者の中には循環器系の疾患で死亡した人もいます。(大正製薬はリアップとの関連性を否定しています)Σ(゚Д゚

ピディオキシジルとはどういうものなの?

ピディオキシジルは正式名称をピロリジニルジアミノピリミジンオキシドといい、ミノキシジルによく似た分子構造を持っています。

ミノキシジルに似た働きをするのはこのためで、ミノキシジル誘導体とも呼ばれています。

ピディオキシジルの効果は?

ピディオキシジルの効果は、以下のようなものがあるとされています。

頭皮の血管を拡張する

血管の筋肉細胞にはカリウムチャネルという、カリウムイオンの通り道があります。このカリウムチャネルを開くと血管が拡張し、血液の通り道が広くなって血流が促進されるのです。

ピディオキシジルには、カリウムチャネルを開く働きがあることが分かっています。

カリウムチャネルを開くことによって血管を拡張し、毛根に栄養分を与えて頭髪の成長を促すのです。

カリウムチャネル開口薬としては、狭心症の治療に使われているニコラジルなどがあり、実はミノキシジルもカリウムチャネル開口薬の一種。

ピディオキシジルがミノキシジル誘導体と呼ばれているのは、この効果が酷似していることも理由なのです。

ヘアサイクルを整える

頭髪は盛んに伸びる成長期、伸びが鈍化する退行期、伸びが止まり抜けるのを待つだけの休止期を繰り返しており、これをヘアサイクルといいます。


【出典元:大正製薬(株)

通常は成長期が2~6年と最も長くなっているのですが、AGAを発症している人は成長期が1年未満に短縮されてしまっています。

ピディオキシジルには、頭髪の成長期を伸ばし、ヘアサイクルを整えてくれる働きがあります。

成長期が元通りになれば、抜ける時期になっていない頭髪が抜けてしまうようなことがなくなり、薄毛が徐々に解消されていくというわけです(^^)

頭皮のコラーゲンを柔軟に保つ

加齢などに伴って頭皮のコラーゲンが硬くなると、頭髪が抜けやすくなります。また、育毛剤の浸透力が低下し、効果がダウンしてしまうという問題点もあります。

ピディオキシジルは頭皮のコラーゲンを柔軟に保つことで、頭皮の状態を整えてくれる働きを持っています。

頭皮が柔軟になれば抜け毛を防ぎ、育毛剤の浸透性を高めることができるのです。

実証データはあるの?

ピディオキシジルの効果については、マウスを使った実験データがあります。


【出典元:slideshare

この実験結果は次のような内容でした。

ポイント!ピディオキシジルをマウスに塗布すると、同濃度のミノキシジルと似たような発毛効果が得られた。

ピディオキシジルの効果がミノキシジルと同レベルとされているのは、この実験結果からきているようです。

ただ、ピディオキシジルについてのデータは実験室のもので、臨床データには乏しいのが実情。

つまり、人間に対してどの程度の効果をもたらすかは、未知数の部分があるということ。

後述するようにピディオキシジルは主成分ではなく、キャピキシルの補助成分として配合されていますが、このあたりが影響しているのかもしれません。

ピディオキシジルのデメリットは?

では、ピディオキシジルにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

それは、頭皮の血行促進に役立つ成長因子の生成量をアップさせる効果がないこと。

ミノキシジルには血流促進効果に加えて、VEGF(血管内皮細胞増殖因子)という成長因子の一種の生成を促す働きがあります。

VEGFは血管内皮の細胞分裂を促すことで、新たな血管の生成を助けてくれます。

AGAによる薄毛が前頭部と頭頂部に偏っているのは、いずれも血行が悪くなりやすいことも理由のひとつです。

VEGFによって新たな血管を生成することができれば、これまで血液がうまく届かなかった部位にも栄養分を届けることができるようになり、頭髪の成長が促進されるのです。

ポイント!ピディオキシジルにはVEGFの生成を促す効果がないので、この点はミノキシジルに劣ってしまいます。

ミノキシジルに分子構造が似ていても、効果を完全に再現できるわけではないということです。

上述のように、ピディオキシジルは補助成分として配合されていても、主成分として配合されている商品はありません。

ミノキシジルが医療機関で使用されていることを考えると、こうしたデメリットが影響していることは否定できないのではないでしょうか。

ピディオキシジル配合商品は何があるの?

ピディオキシジルが配合されている育毛剤は、ボストンスカルプエッセンスとフィンジアの2つがあります。

いずれもキャピキシル配合商品で、ピディオキシジルは補助的に配合されています。

以前は、Deeper3Dにもピディオキシジルが配合されている時期がありましたが、現在は別の成分になっています。

それでは2つの商品を比較してみましょう。

配合量 定期コース 条件 返金保証
ボストンスカルプエッセンス 1.5% 初回8,424円
以後13,824円
3回購入 180日間
フィンジア 2% 9,980円 なし 30日間

ボストンスカルプエッセンス

ピディオキシジルの配合量は1.5%。

後述するフィンジアより少なめです。フィンジアとの価格差を考えれば、ぶっちゃけ「物足りない」と言えます。

定期コースは用意されていますが、初回が大幅割引になっているのに比べて、2回目以降の割引率がそれほどでもないのが引っかかります。

しかも、3回以上の購入が条件。36,072円が必ず必要になってくるのも痛いところですね。

メリットは全額返金保証制度の対象期間が180日と、フィンジアと比較して長く設定されていること。

ただ、返金対象は最初の1本だけで、購入したすべての商品のお金が戻ってくるわけではないので留意しておきましょう。

フィンジア

ピディオキシジルの配合量は2%です。

たった0.5%とはいえボストンスカルプエッセンスを上回っており、コストパフォーマンスは優秀だといえます。

定期コースは初回だけを比べるとボストンスカルプエッセンスより高くなっていますが、それ以降の料金が変わらないため、実際にはボストンスカルプエッセンスより安くなります。

さらに、購入回数に縛りがありません。そのため、1回だけの購入でも解約可能になっています。

あえて問題点を書くならば、全額返金保証制度の対象期間が30日以内で、ボストンスカルプエッセンスよりも大幅に短くなっていることくらい。

ただ、返金対象はボストンスカルプエッセンスと同様に1本だけなので、それほど気にすることではないのかもしれません。

ピディオキシジル配合商品のおすすめは?

ピディオキシジル配合の育毛剤を比較したところ、配合量はフィンジアの方が上!

ボストンスカルプエッセンスは、定期コースの2回目以降の価格が割高なうえ、購入回数に縛りがあるというデメリットもあります。

ピディオキシジル配合の育毛剤購入を検討されるなら、配合量とコストの両面からフィンジアがおすすめです(^^)v